CRUX BackPack

CRUX BackPack

 

あまりの天気の悪さからモチベーションも下がり気味ですが、安定するのは年明けてからですので、慌てずきちんと冬の準備をしておく大事な期間かもしれません。


アルパインという言葉はいつも敬遠されます。当然アルパインパックも同様です。

自分とは異なる登山のスタイルであるように聞こえます。実際ピラミッドの頂点を指すような言葉ではありますから仕方ありません。

今スタンダードなパックは利便性や汗の換気機能が基本的な購入時の選択基準と要素、優先順位であり、ノーメッシュ・防水性を必要か?と問われると一般的な登山では無用・不便ということになります。

さて、あえて今回ご紹介するCRUXのパックは登山用品店としての矜持だけではなく、一般道でも標高の高いエリア・ルート上に岩場が避けられないケースなどより高いレベルで登山される方にはメリットの大きいパックです。





AK37-X Gold





実際防水性を発揮するのは雨の多い夏の時期で、完全な防水性はパックカバーを不要とし、中のドライサックでパッキングするアイテムを最低限にできます。結果的にわずかでも軽量化が可能になります。

 


AK37-X Black


使用される生地は60%がコーデュラナイロン・40%ケブラーの混紡で触感は他のパックと大きく異なり摩擦に強い生地感がすぐにわかります。耐摩耗性は岩場やヤブの中でも気を遣う必要がなく、シンプルで余計なストラップを排除したデザインは引っかかる心配がなく、危険なルートでも滑落の危険性が減るということになります。






生地は特殊ですが、シンプルな構造なので故障が少なく、一部バックルは金属製にするなど耐久性を細かい箇所にまで配慮しています。37L以上から背面にチタン製のフレームが搭載され、安定感と捩れに対する対策がなされています。

加えて”X"はリッド(雨蓋)が伸長できるため容量は多めに表記されます。(実際増えた場合は本体との間にサンドイッチか)


伸ばせるトップリッド 

 

冬山でもベンチレーションタイプ(背面が背中と空間を作るタイプのパック)をご利用されている方も多く見受けられますが、雪上に置く場合一つとってもCRUXのパックであれば少々雑に置いても大丈夫ですし、付着した雪は簡単に払うことができますので、今後冬に行かれる方は検討されてみてはいかがでしょうか?





AK37-X Red






現在入荷している商品はAK37-Xと47-Xのみです。

小さい27とRKは2023年1月の入荷予定となります。

 

CRUX AK37-X ¥50,600

 

- 容量: 37+5 L
- 重量: 1,300 g
- サイズ: Regular(背面長 48 cm)
- 素材: ケブラー40%, ナイロン60%
- フレーム: 7 mm径チタンステー x 2(取り外し可)

 

CRUX AK47-X ¥56,100

 

- 容量: 47+5 L
- 重量: 1,425 g
- サイズ: 1(背面長 45 cm)
- 素材: ケブラー40%, ナイロン60%
- フレーム: 7 mm径チタンフレームx 2(取り外し可)

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